PHASE FREE CONCEPT & GUIDEBOOK for School

応募対象の概要

「フェーズフリー」を学校教育に導入することの意義や目的を言葉のほか図や表でも分かりやすく説明し、学校生活や授業など、あらゆる場面への具体的な採り入れ方について、実践事例やアイデアを紹介するガイドブックである。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

教員がフェーズフリーの考え方を理解し、毎日の学校生活に非常時にも役立つ要素を取り入れることで、学校教育を子どもにとってより「身近なもの」「生活に即したもの」とするとともに、学校生活の全ての場面において、子どもたちの災害対応力を高めることができる。
日常時 日常時
学校生活のあらゆる学習や活動を、主体的に取り組ませることができる。
算数の「速さ」の学習では、津波の速さを学ぶことで、自分の50M走の速さと比較して全速力で走っても追いつかれることが具体的にイメージできる。「速さ」の概念を自分の感覚をもって理解し、必要感を持って学習することができる。など
非常時 非常時
学校生活のあらゆる場面で得た知識や体験が非常時に役に立つ。
算数の「速さ」の学習にフェーズフリーを取り入れることで、「津波は自分より速いから、できるだけ早く逃げないと追いつかれる。」と瞬時に判断できるようになる。など