新しい防災のカタチ『QUADBOARD(クワッドボード)』

応募対象の概要

近年、全国的に様々な自然災害が頻発し防災意識が高まる中、災害時の避難所として活用されるスポーツアリーナや学校体育館、地域公民館などでは、非常時・日常時問わず安心・安全に過ごしやすい環境創りが必要になってきました。「クワッドボード」を体育館等で非常時・日常時に活躍できる新防災用品として提案致します。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

「クワッドボード」は3種のボード(フル・ハーフ・クォーター)を自由に組み合わせ、非常時・日常時問わず様々な使い方ができます。例えば日常時、体育館で使うボールカゴや運搬台車、パーテーションとして活躍。非常時には、避難所生活に必要な間仕切り・テーブル・ベッド・チェアー等へ変化します。この「クワッドボード」は誰もが知っているパズルのような形状をしており、直感的に場面に合わせて自由に使うことができます。普段日常使いしている慣れ親しんだ体育館等の施設備品から、災害時の避難所生活に必要な生活用品へ。いつもともしもを自由に。フェーズフリーの視点から生まれた「クワッドボード」が私たちの命と生活を守ります。
日常時 日常時
日常時は体育館等の施設備品として様々な使い方が可能です。ボールカゴ、台車、パーテーション、災害時でも使うベンチ。普段施設備品として使っているクワッドボードが防災用品に様変わり。災害は忘れた頃にやってきます。『災害に対して考える・意識する』。ここにこのクワッドボードの日常時の価値があると考えます。
非常時 非常時
現在の防災用品の大半は、普段はしまわれており、非常時のみに取り出して使うものです。しかし、ずっとしまわれたまま使われなかったり、いざという時にすぐに取り出せないこともあります。災害は突然やってきます。『いざというときに瞬時に避難所生活に必要な生活用品に』。ここに非常時の価値があると考えます。