担架になるパーカー

応募対象の概要

パーカーの特徴は2つある。両脇の裾から袖口にかけて付いているファスナーと、スナップボタンで止まる4つの持ち手だ。持ち手のスナップボタンを外し、両脇のファスナーを上に開くことで担架の形になる。救護者を乘せたあと、パーカーの袖で体を縛り固定させ、持ち手を掴み2人がかりで運ぶ。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

ライブやフェスなどのイベントで興奮することで、血管迷走神経反射や脱水症状、貧血、過換気症候群などで倒れるお客は少なくない。混雑している会場内では、倒れたお客を早急に運び出す必要がある。スタッフがこのパーカーを身につけることで、緊急時にその場でパーカーを脱ぎ、担架にする事で運び出せる。普段は、ライブハウスやイベントのロゴが入った会場スタッフの制服として使用される。
日常時 日常時
ライブやショーなどのイベントでは、そのイベントに合わせた制服が使用される。バンドやメーカーのロゴ、商品名などがプリントされており、イベントごとにグラフィックが変わる。
非常時 非常時
ライブやフェスで人が倒れた際に近くにいるスタッフが駆け寄り、自身が着ているパーカーを脱いで担架にする。会場の外や、事務室などへ状況に合わせて直ぐに運び出せるので、他の人の負担にならない。