リュケット

応募対象の概要

日常的に扱う人が多いリュックの機能に、変更と追加をしました。
1・リュックの布地を保温性のあるものに、2・糸で縫い合わせず、折り畳むように仕上げる。平常時に使用しているモノが、少し手を加えるだけで災害時に適した機能と形態持つ。生活の中で、意識しなくとも防災の備えができるようになるのではないでしょうか。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

1つのモノを「平常時」と「災害時」それぞれ状況に合わせて適した形態に変化できます。
防災に対してあまり意識していなかった人でも、普段はリュックとしてしっかり使えるようにすることで、「こんな機能があるなら、使ってみようかな」と思うくらいに、使われやすくなり、それだけで「災害時」への備えをしている人が、少しずつ増えてくれるのではないでしょうか。
日々の生活のちょっとしたことが、いつの間にか「災害時」への備えとなり、自身や誰かの命を救うこと、守ることにつながっていく。
そんな仕組みの一つとなればよいなと思います。
日常時 日常時
リュックとして使用するのはもちろん、非常用持出袋や旅行用リュックとしても使用できます。
大きな布を折り畳んだ構成としているため、耐久性が望め、収納力も期待できると考えています。基本的なデザインはシンプルなモノとしますが、広げれば1枚の布のため大きくロゴなどプリントしてもいいかもしれません。
非常時 非常時
広げた時には、1枚の布となります。避難時に必ずしも毛布があるとは限りません。床に直接敷けば、床冷えによって体温を奪われることを防ぎ、横になって休むこともできます。身体に羽織って体温を保ち、温まることなど、様々な使い方が期待できます。