シート型の仮設防水ケース

応募対象の概要

災害時や工事現場などで活躍している一般的にブルーシートと呼ばれるシート素材の端にスナップボタンが付いており、留める片方のパーツだけ一定の間隔で複数付いています。そのボタンを任意の位置で留めることで、作業スペースや物入れとして使える様々な大きさのケースが完成します。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

室内で濡れた物や汚れた物を床に置くとき、屋外で汚したくない物を地面に置くとき、どちらでも活躍できるのケースです。日常では室内での掃除や園芸作業、レジャーの場面で使用。災害時には直接何かを置くのが心理的に嫌な場合や、汚したくない物を置く場面で使用できます。頑丈な防水シートは市販だと大きく重すぎるため、家に常備したり非常時に持ち出すなどが困難ですが、日常使いができる・日常使いしたくなるサイズや機能を持ったものであれば、防災という意識を持たずに備えてもらえると考えました。また、シート状にすることでかさばらず、保管のしやすさはもちろん、災害時の支援物としての輸送や避難所等での配布も容易になります。
日常時 日常時
風呂場での靴洗い、園芸などの土いじり、濡れたものや汚れたものを一時的に室内に置くような日常の様々なシーンで活用できます。外で使うものを室内に直に置きたくない人や、室内に汚してもよいちょっとした作業スペースがほしい人にピッタリ。縁が立ち上がっているので、泥や水がケースからはみ出さず室内を汚しません。
非常時 非常時
自然災害などでの被災した際、避難所や自宅での片付け作業の合間にひと息付いたりしますが、食べ物や飲料、汚したくない貴重品などを置く場所ばない場合が多々あります。そんな時に、水でサッと流した防水シートで即席のおぼんやカゴを作ることができれば、きれいな場所に安心して置くことができます。