アームスライダー

応募対象の概要

アームスライダーはドアノブを握らずにスライドドアの開閉を可能にする補助具です。日常時には握力が低下した高齢者や身体障害者のドアの開閉操作を容易にします。また、ウイルス感染が拡大する非常時には、接触感染の媒体となる「手」を使わないため、意識せずに接触感染への対策を行うことが可能です。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

日常時にはバリアフリーとして、非常時にはウイルスの接触感染から身を守るアイテムとして活躍するフェーズフリーなアイテムです。一般的なスライドドアの開閉操作では、ドアノブを「手」で握り、横にスライドさせる必要があります。この動作は日常生活において、手が不自由な高齢者や障害者にとっては非常に困難です。また、不特定多数が触る箇所を「手」で握るため、ウイルスが蔓延する非常時には接触感染のリスクを高めます。アームスライダーをドアに後付けすることで、「手」を使わないドアの開閉操作が可能になります。これにより、日常時および非常時に抱える課題を、違和感なく同時に解決することができます。
日常時 日常時
ドアの操作を「手」で握らずに行うことができるため、握力が低下した高齢者や手の不自由な障害者の方々でも容易にドアの開閉をすることができます。また、食事などを運んでいる際に両手が塞がっていても、体を押し当てることで安全にドアを操作することが可能です。
非常時 非常時
ウイルス接触感染の媒体となる「手」を使わずにドアの開閉を行うため、接触感染の危険を自然に避けることが可能です。操作方法は日常時と変わりません。ウイルス感染という非常時に閉鎖できない医療機関やインフラ企業が、ウイルスに立ち向かいながら事業活動を継続することを助けるアイテムです。