すぐ動く!狭山市現地災害対策本部員のアウトリーチ

応募対象の概要

狭山市では台風や地震などの災害対応のため、平常時から市内を8地区に分け、主に当該地区に居住する職員を現地災害対策本部員に指名しています。日頃から災害への対応を組織的に取り組んでいるため、災害等の非常時であっても迅速に対応することができ、日常業務への影響を最小限にとどめ、市民サービスの質を維持します。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

現地災害対策本部員は平常時から災害への対応意識を持っており、かつ当該地区の実情を把握しているため、災害時には迅速に現場に赴き、対応することができます。さらに現地災害対策本部員のアウトリーチ的取組みは、災害対応に限らず、市が直面する突発的な行政課題にも対応できます。コロナワクチン接種において、全国的に予約受付が円滑に行えない中、当市ではインターネットが不慣れな高齢者のため、公民館、自治会館など市内63か所に現地災害対策本部員をタブレット持参で配置し、高齢者のインターネット予約をサポートしました。現地災害対策本部員が機能した一例であり、汎用性が高いものとなっています。
日常時 日常時
日常時の現地災害対策本部員は、狭山市職員として市民生活、福祉、環境、教育、都市整備などの部署に所属し、市民サービスの提供に従事しています。
非常時 非常時
災害等の非常時には、事前に割り当てられている地区での現場対応を迅速に行います。上記写真は令和元年10月に発生した台風19号において、現地災害対策本部員が避難所を開設し、災害対応を行っているところです。